ダニエレ、バレンシアガ　ストックマネージャー

ワークライフバランスを極める

ダニエレはこれまで、適応力、回復力、そして実践的な学びの道を歩んできました。イタリアのリグーリア州の小さな町出身の彼は、従来の大学進学とは異なる道を選び、最初から実社会での経験を積み、多様なスキルを身につける道を選びました。建設作業員としてキャリアをスタートさせ、その後、ファサードの装飾修復に携わり、物流業界に転身しました。

これらの分野にはプロとして成長する余地がありましたが、彼は自分がどこまでやれるかには限界があることに気づきました。「シフトリーダーのような地位には到達できても、それ以上の役職には、下っ端からスタートした人間にとって実質的に距離があるのです」このことが、昇進と成長の機会がより多い職場環境を探すきっかけとなりました。小売業で働く友人に助言を受けたダニエレは、新しくオープンしたバレンシアガの店舗に応募し、2019年にストッカーとして採用されました。3年足らずでプロフェッショナルとしての成長目標を達成し、2022年にはストック・マネージャーに昇進しました。

彼は自分の成功の多くを、有能で責任感のある人々とともに働いたおかげだと考えています。「私は幸運なことに、倉庫と販売の両方で、非常に熟練したチームと働くことができています。このおかげで柔軟性があり、前向きな職場環境を作ることができます」と強調します。

バレンシアガでの彼のキャリアのもうひとつの重要な側面は、ケリングが提供する柔軟性と信頼のおかげで、プライベートと仕事のバランスを保つことができたことです。「ケリングは、すべての従業員に対して、性別に関係なく14週間の育児休暇を取得できる制度を利用する機会を与えてくれました」と話します。この制度は、職場における平等を促進するケリングのコミットメントの一環であり、男女ともに家庭を優先しながらも、仕事上の成長に影響を与えないことを保証するものです。そして、こう続けました。「私は2021年12月に育児休暇を取得し、コロナの大変な時期にも双子の娘たちと貴重な時間を過ごすことができました」

今後を見据えて、ダニエレは、充実した私生活を維持しながら、プロフェッショナルとして成長し続けることを決意しています。ケリングの育児休暇制度は、会社が従業員を真にサポートする数ある方法のひとつにすぎず、従業員が健全なワークライフバランスを保ち、仕事とプライベートの両面で成長できるよう支援しています。
 

ダニエレへの6つの質問 

 若い頃の自分へのアドバイス：仕事でもプライベートでも、語学の習得は本当に大きな違いを生むと思うので、もっと多くの語学を習得するよう若い自分にアドバイスしたいです。

仕事の一番良いところ：同僚との関係です。チームワークが良いので、すべてを楽しくしてくれます。

仕事上の目標：EMEA地域のオペレーション・マネージャーになることです。そして、もしこの業界を離れるとしたら、イタリアの田舎で「アグリツーリズモ」を経営したいと思っています。

仕事上のアドバイスで心に残っているもの：恐れずに意見を言うこと。話し合えば何も問題にはなりませんが、話し合わなければ、それが問題になります。

あなたのユニークなエピソード：昔、ファイヤージャグリングをしていました！

熱中していること：ドラムを演奏するのが好きです。音楽は私が情熱を注ぐものの一つで、私の人生の一部です。